2024-03-28T09:44:48Z
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/oai
oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00008526
2023-02-10T00:21:50Z
882:884:885:899
膀胱拡大術に伴い禁制臍ストマを併設した患者と介助者の満足度と現在の問題点
Usefulness of Continent Umbilical Stoma for Neurogenic Bladder Patients Themselves : Patient Satisfaction after Continent Umbillical Stoma Formation
木村, 素美
中野, 和美
青柳, 美恵子
近藤, 東
佐藤, 智也
井川, 靖彦
西沢, 理
禁制臍ストマ
自己導尿
満足度
当科において,膀胱拡大術を受ける神経因性膀胱患者のうち,尿道からの自己導尿が困難と考えられる症例について自己導尿を容易にすることを目的に1994年より禁制臍ストマの併設を行っている。また膀胱拡大術を行うことによって排尿の自己管理及び尿失禁の軽減を目的としている。ここで,点者と介助者の抱えている排尿の自立に関する問題点と手術後の満足度の調査,および排泄に対する看護援助について調査,研究を行った。患者24名,介助者24名にアンケート調査を行った(回収:患者24名,介助者23名)。患者,介助者ともに手術により導尿しやすくなった,という意見が多くまた,手術後の満足度についても高いという意見が多かった。しかし全ての面で満足というわけではなく,約42%の患者に排尿に関して,何らかの部分介助が依然として必要であり,幾つかの問題点が明らかになった。自己導尿での排尿管理は,生涯を通じて行う必要があるため患者の心理的負担を充分理解し,排泄行動の自立について看護のアプローチを行うことで患者のみならず,介助者の不安や負担を軽減することができると考える。
Article
信州大学医学部附属病院看護研究集録 29(1): 122-127(2000)
信州大学医学部附属病院看護部
2000-03
jpn
departmental bulletin paper
VoR
http://hdl.handle.net/10091/14970
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/records/8526
1343-3059
AA11387338
信州大学医学部附属病院看護研究集録
29
1
122
127
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/8526/files/Nurshing_Research29-01-20.pdf
application/pdf
298.6 kB
2015-09-25