2024-03-29T14:17:03Z
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/oai
oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010993
2023-01-26T02:34:44Z
1016:1018:1070:1074
山ノ内町におけるツキノワグマ人身事故の検証
An investigation of an accident that an Asiatic black bear attacked on humans in Yamanouchi town, NAGANO
泉山, 茂之
岸元, 良輔
中下, 留美子
鈴木, 彌生子
後藤, 光章
林, 秀剛
Asiatic black bear
ツキノワグマ
conflict
stable isotope
人身事故
accident
2011年は,長野県でツキノワグマが大量出没した2006年および2010年と異なり,目撃件数・人身事故件数・捕獲数は平常年並であった。しかし,山ノ内町では10月に1頭のオスのツキノワグマが4人に被害を与えるという人身事故が発生した。人身事故をきちんと検証することは,被害軽減,防止に向けて必要不可欠である。そこで,今回の人身事故について聞き取り・現場検証・加害個体の年齢や安定同位体比による食性などを調査した。その結果,当該個体は山の自然の中で生活していたが,高齢になって体が弱り,河川に沿って人里まで下りてきた可能性が考えられる。その際に,偶然に散歩中の人と出会ってしまったために人身事故に至り,それをきっかけにパニック状態になって住宅地に入り込み,さらに被害を拡大してしまったと推測される。
Article
信州大学農学部AFC報告 10: 133-138(2012)
信州大学農学部
2012-03-28
jpn
departmental bulletin paper
VoR
http://hdl.handle.net/10091/15708
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/records/10993
1348-7892
AA11845727
信州大学農学部AFC報告
10
133
138
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/10993/files/AFCbulletin10-16.pdf
application/pdf
1.3 MB
2015-09-25