2024-03-29T08:22:01Z
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/oai
oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011081
2023-01-26T01:27:30Z
1016:1018:1070:1081
信州大学農学部附属AFC西駒ステーション演習林のショウジョウバエ相について
Drosophilid Fauna in Nishikoma Station Research Forest, AFC, Shinshu University
藤野, 裕
別府, 桂
中村, 寛志
ショウジョウバエ
山岳環境
垂直分布
西駒演習林
中部山岳域におけるショウジョウバエ群集の生息状況を調査するために,信州大学農学部附属AFC西駒ステーション演習林とその周辺でショウジョウバエを採集した。最も標高の低い小黒川キャンプ場(1025m)ではDrosophila simulansなどの人家性のショウジョウバエが優占していたが,西駒演習林内では標高や植生ごとに異なる森林性のショウジョウバエが出現した。特に最も標高の高い森林限界直下の針葉樹林(2450m)では,D.alpinaやD.maculinotataといった高山性の種が優占し,高地の山岳環境をよく反映していた。D.simulansなどの人家性の種は西駒演習林内ではほとんど見られなかったことからも,今回の結果は,低地から高山帯にかけての人為的撹乱の少ない山岳環境におけるショウジョウバエ群集の構成を表していると考えられた。
Article
信州大学農学部AFC報告 3: 51-57(2005)
信州大学農学部
2005-03-15
jpn
departmental bulletin paper
VoR
http://hdl.handle.net/10091/1759
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/records/11081
1348-7892
AA11845727
信州大学農学部AFC報告
3
51
57
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/11081/files/AFCbulletin03-08.pdf
application/pdf
801.4 kB
2015-09-25