2024-03-29T13:26:54Z
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/oai
oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00016043
2023-03-28T04:36:31Z
1544:1546:1558:1559
オーストラリアの大学視察旅行報告及び省察:その2 語学教育関係者とのインタヴュー
A report on interviews with teachers of foreign languages in Australian universities
尾鼻, 靖子
学習者中心の語学教育
L1使用制限
Motivation
自主的学習
オーストラリアの大学訪問に際して,語学教育関係の教官にインタヴューをした。本稿ではその結果報告をする。また,調査結果について語学教育の専門の立場から省察もする。インタヴューでは次の3つの質問をした。 1. クラスで使用する英語(オーストラリアでの社会言語)と学習目的言語の割合,またその理由 2. 学習者中心の語学学習について。 3. Motivationを高めるために工夫している点 1に関しては,学習目的言語はできるだけ使って,というのが教官たちの意見であった。特に中級になると文法や語法の説明の時以外は,学習目的言語(L2)をほとんど使うという。それはL2のネイティブであってもなくても変わりのない応えであった。2に関しては学習者中心の教育は普遍化しているといっていいであろう。学習者中心の語学学習は,今日の教育法のあり方,つまり学習者が内発的,自主的学習できるような環境作りでもある。3に関しては,教材や教授法の具体例が伺えた。この調査を元に信州大学の語学教育についてさらに考えていきたいものである。
Article
信州大学教育システム研究開発センター紀要 10: 107-117(2004)
信州大学教育システム研究開発センター
2004-03-30
jpn
departmental bulletin paper
VoR
http://hdl.handle.net/10091/4991
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/records/16043
1341-9714
AN10534960
信州大学教育システム研究開発センター紀要
10
107
117
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/16043/files/EduResearch10-10.pdf
application/pdf
705.3 kB
2015-09-28