2024-03-29T08:21:07Z
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/oai
oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010645
2023-01-06T02:18:58Z
1016:1018:1019:1043
ペリラルチン類似構造を有する化合物の合成とその呈味
Synthesis of Perillartine Analogues and Evaluation of Taste
茅原, 紘
川上, 晃
奥谷, 能彦
中西, 潮
只左, 弘治
Schiff base
Sweet taste
Ferulic acid
Perillartine
今回,砂糖の約2000倍の甘味を持つといわれるペリラルチンと類似構造を有するように,甘味発現のAH-B-X系に基づき,①オキシムをシッフ塩基に置き換えたアナローグ,②オキシムをペプチド結合に置き換え,水酸基を持つアミノ酸Ser,Thrを導入したアナローグを合成した。 ①では,perillaldehydeや,他のアルデヒドにアミンを導入したものについても呈味は得られなかった。 ②の場合,C端保護Thr,Serに有機酸を導入した場合苦味を呈し,C端無保護の時酸味となった。ところが,Ferulic acidを導入した場合,C端保護時で甘味を呈した。このことから,Ferulic acidの特殊な構造と,SerおよびThrの水酸基の位置が微妙に甘味に関連している事が推定される。
Article
信州大学農学部紀要. 28(1): 35-44 (1991)
journal article
信州大学農学部
1991-07-25
application/pdf
信州大学農学部紀要
1
28
35
44
0583-0621
AN00121352
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/10645/files/v28n01_04.pdf
jpn