2024-03-29T05:33:40Z
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/oai
oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00016253
2023-03-31T02:05:08Z
1582:1584:1586:1589
社会的相互行為としての謝罪表現-言語表現選択の背景には何があるのか-
Apologies as Social Interactions
山本, もと子
ウチ・ソト・ヨソ
性別
年齢
社会的立場
「負い」の意識
日本語の謝罪表現には様々な種類があるが、代表的なものは「すみません」「ごめんなさい」の二つである。これらはまったく同じ条件の下で発話されるわけではない。話し手は発話する前に、意識的または無意識的に、謝罪するに至った状況や話し手と聞き手との人間関係を判断し、どの表現を使用するか選択している。そこで、テレビドラマのシナリオから「謝罪」と取れる表現をすべて抜き出し、これらをウチ。ソト。ヨソの関係に分類し、次いで性差、年齢差に分けて分類した。その結果、女性より男性、年上より年下の方が謝罪する回数が多いことが分かった。また、社会的立場が弱い方が強い方より謝罪する回数が多く、立場が強い方が謝罪する場合、「すみません」はほとんど使用しないことが分かった。
Article
信州大学留学生センター紀要 5: 19-31(2004)
departmental bulletin paper
信州大学留学生センター紀要
2004-03-31
application/pdf
信州大学留学生センター紀要
5
19
31
1346-7433
AA11463447
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/16253/files/InternationalStudent05-03.pdf
jpn