2024-03-29T07:15:35Z
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/oai
oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00017112
2022-12-14T03:57:51Z
1628:1629:1666
Effects of chronic ethanol consumttion on benzene-induced hematotoxicity
環境汚染物質の生体への影騨-アルコールによるベンゼン毒性の増強作用について-
中島, 民江
奥山, 周作
村山, 忍三
佐藤, 章夫
アルコールとフェノパルピタール(PB)の長期投与がベンゼンの代謝と毒性に与える影響を検討した。アルコールはべンゼ‘ン単一暴露後の血中ベンゼン消失速度および尿中への総フェノールの排世速度を速めるが. P Bはこれらに大きな影響を与えなかった。ベンゼン反復暴露において. PBは血中からのベンゼン消失速度および尿中への総フェノール排世量ともに単一暴露時と同様の傾向を示した。しかしアルコールは尿中への総フェノールの排池を徐々に減少させた。さらにベンゼンの反復暴露は血中からのアルコールの消失を著しく遅延させた。アルコールはベンゼン反復暴露による末梢血の血球数の減少を増強させ,体重の増加の遅延および肝/体重比を増加させた。しかしPBにはζのような作用は認められなかった。とれらの結果は.アルコールがベンゼPンのhematotoxicityを増強させるととを示唆するものであろう。アルコールとベンゼン反復暴露の組合せは.アルコールによる肝薬物代謝酵素の誘導を増大させるが.PBとの組合せではとのような現象は認められなかった。
Article
信州大学環境科学論集5:94-101(1983)
research report
信州大学環境問題研究教育懇談会
1983-03-31
application/pdf
信州大学環境科学論集
5
94
101
0915-7492
AN10562285
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/17112/files/05-17.pdf
jpn