2024-03-29T09:18:16Z
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oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00020516
2023-02-10T04:40:21Z
882:884:885:1914
「白閉スペクトラム症」患者が「自己肯定感」を高め「自律」していく看護 : 5年聞のかかわりを振り返って
The patient with autistic spectrum disease acquired growing ‘self-affirmation’and finally‘autonomous’in five years : How has nursing been involved during that period
吉津, 秀美
久保田, 明美
細田, かず子
自閉スペクトラム症
自己肯定感
自律
「自閉スペクトラム症」の児童は、成長段階にあることから、長期間にわたり、家族も含めた医療、教育現場や行政等、多くの支援が不可欠となる。今回、「自閉スペクトラム症」患者の10代から20代にかけての5年間に支援者の一員としてかかわった。患者は5年の聞に、自ら「自閉スペクトラム症」と向き合い、徐々に「自己肯定感」を高めながら「自律」していった。そこで、カルテ記録および患者へのインタビューをもとに患者とのかかわりを振り返り、「自己肯定感」を高めながら「自律」していく過程における有効な看護師のかかわりについて分析した。その結果、患者が「自己肯定感」を高めながら「自律」していくためには、①家族も支援しながら患者の特性を理解し、安心できる環境を提供すること、②本人が「変わりたい」と考えて行動するまで待ち、その思いを支援すること、③受け持ち看護師を固定し、看護チームが共通理解のもとにフォロ一体制をとることが重要であった。
Article
信州大学医学部附属病院看護研究集録 46(1):28-32(2018)
departmental bulletin paper
信州大学医学部附属病院看護部
2018-03
application/pdf
信州大学医学部附属病院看護研究集録
1
46
28
32
1343-3059
AA11387338
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/20516/files/Nursing_Research-46_1_007.pdf
jpn