2024-03-28T19:34:05Z
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/oai
oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:02000197
2022-12-14T04:39:50Z
150:152:1787:1622419676879
マインドワンダリングが創造的問題解決に及ぼす影響
亀山, 奈生
高橋, 知音
マインドワンダリング
創造的問題解決
あたため期
本研究では, マインドワンダリング(以下, MW)が慣れた作業や認知的負荷の低い作業中に生起しやすいことに着目し, 創造的問題解決が促進されるようなあたため期の過ごし方として「慣れており, 特に注意を向けずにできる課題や作業(映像の視聴)を行うこと」を導入した。あたため期に映像視聴をするBGV群, 何にもせず休憩する休憩群, 課題について考え続ける統制群を設定し, あたため期中のMW が創造的問題解決に及ぼす影響を検討した。実験参加者はあたため期の前後で創造性課題に取り組んだ。また, MW生起指標としてあたため期中の状態を問う質問紙を実施した。分析の結果, 統制群よりも, BGV群と休憩群の方が有意にMW生起頻度が高かった。一方, 群間において創造性得点の有意な差は示されなかった。また, BGV群と休憩群では質的に異なるMWが示された。
Article
信州心理臨床紀要 20 : 72-83(2021)
departmental bulletin paper
信州大学大学院総合人文社会科学研究科心理教育相談室
2021-06-01
application/pdf
信州心理臨床紀要
20
72
83
2436-326X
AA12224791
https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/record/2000197/files/Annu_Lett_Clin_Psychol_Shinshu20-4.pdf
jpn
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