@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010336, author = {小林, 元 and 草野, 瑛司 and 作田, 耕太郎}, journal = {九州森林研究}, month = {}, note = {立地条件の違いが樹木の生理状態に与える影響とその種間差を明らかにするため,斜面上部と下部に植栽された同齢のスギとヒノキの生理的要因の日変化を測定した。立地間の環境条件については,土壌の水分状態に差があり斜面上部が下部より乾燥していた。生理的要因について,ヒノキでは最大値となる時刻以外には光合成速度に立地間差がなかったのに対して,スギでは一日を通して斜面下部が上部よりも高い光合成速度を示した。気孔コンダクタンスと蒸散速度についてはスギ,ヒノキともに斜面下部で一日を通して高い値だった。シュートの木部圧ポテンシャルは両種とも斜面上部でより高い値を示し,立地間差はスギがヒノキよりも大きかった。以上の結果より、斜面上の植栽位置の違いによる土壌の水分状態の違いに起因して、植栽木の生理状態に差が発生することが示唆された。, Article, 九州森林研究, 59:186-188, 2006}, pages = {186--188}, title = {斜面の上部と下部に植栽されたスギ・ヒノキ若齢木当年生シュートの光合成・蒸散速度}, volume = {59}, year = {2006} }