@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010447, author = {竹田, 謙一 and 壇上, 理紗}, issue = {1-2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Mar}, note = {効率的かつ省力的に雌ジカを捕獲する手法の開発を目的として,交尾期に雄ジカが発するRutting whistleとAgonised callを体格差が異なる3亜種間で音響学的に比較した。供試個体として,明確な体格差を示すエゾジカ(C. n. yesoensis),ホンシュウジカ(C. n. centralis),ヤクシカ(C. n. yakushimae)の3亜種を用いた。交尾期(10月~11月)に,野生下(エゾジカ,ホンシュウジカ),ならびに飼育下(ヤクシカ)それぞれの亜種の雄ジカが発する2つの声をデジタル録音した。録音した音声は,波形編集ソフト上でRutting whistleあるいはAgonised call部分のみを切り取り,WAVE 形式に変換した。変換した2つの声は,音響分析ソフト(SUGI Speech Analyzer)を使用して基本周波数(以下,F0)および第1~第4フォルマント周波数(以下,F1~F4)を①鳴き始め,②鳴き始めと鳴き終わりの中間,③鳴き終わりの3フェーズに分けて抽出した。Rutting whistleに体格の大きさが異なる亜種間の違いは認められなかった。しかし,Agonised callは体格が大きい亜種ほど声が低くなり(P<0.01),体格差によってAgonised callが異なることが明らかとなった。この結果から,Agonised callを用いて雌を誘引できる可能性が示唆された。, Article, 信州大学農学部紀要 50(1-2): 11-17(2014)}, pages = {11--17}, title = {交尾期における雄ジカによる2つの鳴き声の亜種間比較}, volume = {50}, year = {2014} }