@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010455, author = {宮前, 崇 and 平松, 晋也 and 福山, 泰治郎}, issue = {1-2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Mar}, note = {斜面土層内には様々な不均一性構成要素が存在し,これらは土層内の水文過程のみならず,斜面崩壊に対しても多大な影響を及ぼすことになる。本研究では,土壌構造の不均一性のひとつである樹木根系が土層内での雨水の挙動に及ぼす影響を明らかにするとともに,地質の差異によるその影響の相違を確認するため,砂質片岩地域と風化花崗岩地域の森林斜面において,土層断面にみられる樹木根系の周辺部から流出する水量を計測した。その結果,構成地質の相違に関わらず,土層内部での浸透水の挙動には樹木根系の存在が大きく寄与している事実が明らかになった。表層土層内の透水性が鉛直方向に急激に低下する面である難透水層境界面が明瞭な砂質片岩地域では,境界面付近の樹木根系周辺部からの流出量が卓越したのに対し,深層部まで高い透水性を有している風化花崗岩地域では,すべての深度において樹木根系周辺部からの流出が卓越することが確認された。, Article, 信州大学農学部紀要 49(1-2): 29-42(2013)}, pages = {29--42}, title = {地質の差異による斜面土層内の雨水挙動に及ぼす樹木根系の影響}, volume = {49}, year = {2013} }