@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010476, author = {窪田, 里子 and 大井, 美知男}, issue = {1-2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Mar}, note = {長野県在来カブ品種‘王滝蕪’の採種農家から収集した53系統を供試材料とし,30形質についての形態調査を行った。得られたデータをもとに主成分分析を行った結果,根形,根尻部の形,根長,縦/横径率,葉の大きさ,葉重の6形質が第1主成分と第2主成分に強く影響していた。これら6形質についてクラスター分析を行った結果,2つのクラスターに分類され,さらに第2クラスターは4つのサブグループに分類された。第1クラスターには根長がやや長い短円錐型の系統が分類され,第2クラスターには,根長が短く根径の幅広い,やや扁平な系統が分類された。これを採種者居住地区ごとにみると,村の中心地区の根形がやや扁平で早生系統と,中心地区から遠い地区のやや根長が長い晩生系統に分化が進んでいることが明らかになった。これらの分化の背景には,社会的,文化的要因の関与が示唆された。, Article, 信州大学農学部紀要. 46(1-2): 7-12 (2010)}, pages = {7--12}, title = {長野県在来カブ品種‘王滝蕪’の形態的変異と系統分化の要因}, volume = {46}, year = {2010} }