@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010498, author = {松島, 憲一 and 南, 峰夫 and 根本, 和洋}, issue = {1-2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Mar}, note = {Proceedings of Shinshu University International Symposium 2011 “Sustainable Coexistence with Forest - Dietary Usage of Wild Plants and Agriculture in Bhutan -”, 2005年より2007年まで,ブータン王国農業省RNR研究所と共同で同国における食用野生植物の利用状況およびその健康効果等の伝統的知識について,農村・市場および共有林などで調査を実施してきた。この結果,被子植物では33科62種(未同定のものを含む)の植物が食用利用されていることが明らかになった。また,シダ植物においては5科22種(未同定のものを含む)の食用利用が明らかになった。これらの中には伝統的知識として健康効果を持つと信じられているものもあり,例えばイラクサ科Girardiana palmateは血圧を低下させる効果が,Urtica dioiaは結核の治療予防に効果があると信じられていた。また,乾燥したヤドリギの一種(Viiscum nepalense)の葉は茶として利用されており,体の痛みの軽減や骨折時の回復促進に効果があるとされ,バラ科のDocynia indicaの果実は下痢止めとしての効果があるとされていた。また,日本で食用利用されている野生植物と同種または近縁種のものも多く見られた。なお,これらの調査・研究結果は図鑑「Edible Wild Plant of Bhutan and Their Associated Traditional Knowledge」として2008年8月にトヨタ財団の助成により刊行されている。, Article, 信州大学農学部紀要. 45(1-2): 49-54 (2009)}, pages = {49--54}, title = {ブータン王国における野生植物の食用利用}, volume = {45}, year = {2009} }