@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010502, author = {松島, 憲一 and 根本, 和洋 and 南, 峰夫 and Delma, D and Thapa, L and 小澤, 俊輔 and 大川, 龍 and 小澤, 俊輔 and 辻, 旭弘}, issue = {1-2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Mar}, note = {2005年,2006年にブータン王国で実施してきた食用野生植物に関する調査に引き続き,2007年7月にブータン王国西部の農村3カ所,森林2カ所,市場3カ所等において調査を実施した。この結果,食用野生植物として19科26種の種子植物と10種のシダ植物を確認できた。聞き取り調査の結果,これら食用野生植物の中には健康効果が信じられているものがあった。体の痛みを和らげる効果のあるものとして,ヤシ科のPlectocomia himalayana,イラクサ科のElatostema lineolatumが挙げられ,また,Plectocomia himalayanaは吐き気に,キク科のArtemisia princepsは風邪,咳,マラリアに,シソ科のMenta spicataは喉の痛みや高血圧に,ユリ科のAllium属の一種(現地名Narang)は下痢・腹痛に,タデ科のPersicaria runcinataは尿路感染症に効果があると信じられていた。さらに,シソ科のPogostemon amaranthoidesおよびユリ科のPolygonatum cirrhifoliumは鉄分の供給源,Plectocomia himalayanaおよびElatostema lineolatumはビタミン源として認識されており,タデ科のFagopyrum cymosumは喉が渇いた際の水分補給に良いとの回答が得られている。, Article, 信州大学農学部紀要. 44(1-2): 9-20 (2008)}, pages = {9--20}, title = {ブータン王国西部地域における食用野生植物利用とその伝統知識に関する調査報告(第三次調査)}, volume = {44}, year = {2008} }