@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010532, author = {松島, 憲一}, issue = {1-2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Feb}, note = {暖地の水稲直播栽培において水稲苗の食害が増えているスクミリンゴガイ対策として,水稲湛水直播時の出芽時落水管理,ロータリー耕うんによる殺貝法,石灰窒素の散布などが有効であると報告されている。これら防除法の中で石灰窒素の散布は殺貝能力が優れるものの水稲苗に対する薬害もみられることから,実際には利用されることは少ない。このため,水稲湛水直播栽培における石灰窒素の薬害回避法についても研究が進められている。これらによると,湛水直播栽培時に石灰窒素を散布しスクミリンゴガイ防除を行う場合,酸素発生剤の被覆を行うこと,石灰窒素散布後播種前に代かきを行うことの2点を厳守することにより,水稲苗への出芽障害が回避できると報告されている。また,スクミリンゴガイ防除と薬害回避および水稲の生育を考えると,窒素量換算で4g/m2の散布量が適量であると報告されている。今後,石灰窒素によるスクミリンゴガイ防除体系を取り入れた湛水直播栽培技術を確立するためには,必要な追肥量などの適正な施肥体系を明らかにする必要がある。, Article, 信州大学農学部紀要. 40(1-2): 19-25 (2004)}, pages = {19--25}, title = {水稲湛水直播栽培におけるスクミリンゴガイ防除への石灰窒素利用}, volume = {40}, year = {2004} }