@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010550, author = {菅田, 裕美 and 萩原, 素之 and 野村, 愛子 and 井上, 直人}, issue = {1}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Oct}, note = {多収栽培コシヒカリの生育を根系と地上部との関係に着目して解析した。多収(988g m-2)の要因はm2あたり6万粒を超える総籾数の多さと高い登熟歩合であった。多収栽培コシヒカリは全生育期間を通して葉面積指数,比葉重および乾物生産速度が高かった。また生育初期と出穂後の新根の発生速度が高く,新根発生の総量が多かった。これらのことは登熟歩合を高める要因であったと考えられる。一方,幼穂発達期には多収栽培コシヒカリの新根発生速度は低下し,一般栽培のコシヒカリのそれを大きく下まわっていた。また幼穂発達期には多収栽培コシヒカリでは地上部への乾物分配率が高かったことが示唆された。よって,新根発生の低下は地上部への乾物分配を増して多穂条件下でも穂の小型化を抑制し,高いm2あたり籾数に結びついたと考えられる。このように多収栽培コシヒカリでは,根系と地上部との間での乾物分配が生育時期により大きく変化することが多収に関連していると推察された。, Article, 信州大学農学部紀要. 37(1): 57-62 (2000)}, pages = {57--62}, title = {多収栽培コシヒカリの生育の解析}, volume = {37}, year = {2000} }