@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010552, author = {農学部図書・紀要編集委員会 and 農学情報係(信州大学附属図書館農学部分館)}, issue = {1}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Oct}, note = {本学部図書分館では,平成8(1996)年度より週日は,17時から20時までの3時間開館時間延長を行っている。また,10(1998)年度より土曜日も10時から16時までの開館を行うことにした。そのため,平成8,9年度に引き続き,10,11年度においては,同じく延長時間内の利用状況に加え,土曜開館時間中,さらに両年度の前期,後期の通常授業期(通常期)および試験・補講期(試験期)の各1週間(月~金)を選び開館全時間を通じての利用状況を調査した。調査は,延長時間内については前回の調査と同じく17:30~19:30までの間30分おきに5回,週日の9:00~5:00までは,9時より1時間おきに9回,また土曜日は10時半より1時間おきに6回,館内閲覧室・書庫およびロビー・印刷室にいる利用者の数を記録することで行った。さらに各調査日の調査時刻ごとの在館者数を集計し,これを当日の延べ利用者数として解析に用いた。 全日調査による1日平均延べ利用者数は,通常期で150~190,試験期で300名前後であり,これから実際の1日当たり利用者数は通常期で100~150名,試験期で200名強と推定された。1日当たりでみると,これら利用者のうち60~70%が閲覧室,30~40%がロビーに在室していたが,通常期午前はロビー在室者の割合が高い。通常期においては利用者の数は午前中は少なく,午後次第に増加して16:00ないし17:00にピークに達した後,延長時間内を通じて減少した。試験期でも利用者数が午前中から増加し始めること,ピーク到達が15:00~16:00であることを除けば同様の日内推移がみられた。また,開館延長時間内の利用者数は,通常期,試験期ともに,1日の利用者総数の約1・4と推量された。 平成10,11年度前・後期における延長時間内利用者数は,先の報告の8,9年度における利用者数よりかなり増加した。しかし,利用者数の各期間内推移,曜日の影響,延長時間内の在館者数推移等については,前報結果と大差はなかった。 土曜日における利用者数は週日昼間の1・3以下であったが日による違いが大きく,全般に前期,後期の前半は少なく試験期が近づくにつれ増加,試験期には100名内外,ないしそれ以上の数にまで達したものの,前半でも時に試験期に近い利用者数の日もあった。午前中の利用者は少なく,在館者数は午後次第に増加し,閉館前15:30に最大値になった例が多かった。開館時間の設定については,今後なお検討の余地があるかも知れない。土曜開館の場合,他に比べロビー利用者の割合が少なく全利用者数の20~30%にとどまった。, Article, 信州大学農学部紀要. 37(1): 73-82 (2000)}, pages = {73--82}, title = {平成10・11年度における農学部図書分館の利用実態報告}, volume = {37}, year = {2000} }