@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010574, author = {浜野, 光市 and 李, 喜和 and 銭暁, 喬 and 上田, 大 and 船内, 克俊 and 古舘, 誠 and 湊, 芳明}, issue = {2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Mar}, note = {ウシでの雌雄産み分け法としては,現在,Xあるいは,Y精子を分離,採取し,これらを受精することにより性予知産子を得るのが,最も効率的な方法である。フローサイトメーターを用いたX,Y精子の分離は,蛍光色素で染色したDNAの含量の違いを区別して精子を分離する方法であり,これにより分離したX,Y精子を利用しで性予知胚を得る試みが最近増えつつある。一方,顕微授精による子ウシ作出が試みられているが,精子頭部を利用した子ウシ生産の報告はまだない。そのため,これらの技術を組み合わせ,フローサイトメーターで分取したウシ精子の頭部を利用して性予知子ウシを生産する可能性を探ろうと,分取精子頭部を顕微授精し,得られた受精卵の胚ならびに個体への発生能を調べた。Y精子として分取した画分中,FISHによりY精子と同定されたものの割合,すなわちフローサイトメーターによる精子頭部の分離精度は82%であった。これら精子頭部を注入した卵子のうち,6.9%が胚盤胞に発生した。さらに,これらの胚を48頭の受卵牛に移植したところ,10頭(20.8%)が分娩し,うち8頭が雄であった。これらの結果はフローサイトメーターで分取したウシ精子頭部の顕微授精により,80%の確率で雌雄産みわけが可能であることを示した。, Article, 信州大学農学部紀要. 35(2):99-104(1991)}, pages = {99--104}, title = {X,Y精子の分離によるウシの雌雄産み分け}, volume = {35}, year = {1999} }