@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010624, author = {伊藤, 精晤}, issue = {2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Dec}, note = {「山村の農家庭に関する研究I」を1991年本誌に発表し,農業と敷地の変化の実態を事例調査によって明らかにした。今回はその続編として変化した敷地に進行している庭園化の実態を農家の生活における趣味と庭園利用の両面から明らかにした。 山村の農家家族の就業形態の変化は,余暇の拡大をもたらし,趣味生活の充実と多様化をもたらしている。多くの家族は庭に関した趣味を持ち,また,世代や夫婦によって庭の利用が相違している。庭園の各部分が家族構成員の趣味として棲み分けされて利用されている。庭園を構成する植物の種類と量も豊富な農家があり,植物の栽培,管理の手入れも自前で行われている場合がほとんどである。庭園の形式は多くの人々が自然風と意識し,植物の種類,刈り込みの形とも関連している。そして,庭の特徴としてくつろぎと自然さ,眺めと美しさが上げられ,くつろぎに子供の遊びや生活や果樹,農業の実用の利用が関連するとともに水や野鳥の自然の楽しみが関連して楽しまれ,そのくつろぎが自然さと眺め,美しさを庭園に関連づけている。 山村の農家の庭の特徴として敷地の庭園化が生活を軸とした農業労働と趣味のバランスを持って行われており,山村の恵まれた自然環境と有機的に結合した庭園を作り出している。, Article, 信州大学農学部紀要. 30(2): 65-87 (1993)}, pages = {65--87}, title = {山村の農家庭に関する研究 Ⅱ : 長谷村非持地区を事例とする農家敷地の庭園趣味}, volume = {30}, year = {1993} }