@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010642, author = {佐々木, 隆}, issue = {1}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Jul}, note = {中国における農業改革の特徴は,それに対する農民の対応が他の社会主義諸国にくらべて速い点にある。これに関しては,先駆的地域の政策を全国規模の運動に転化させるという政策担当者の方法が既に指摘されている。しかし,小論では5つ事例調査から,農民の対応の速さを可能とさせた農村の社会的条件について考察する。その結果は以下のようであった。(1) 何がその地域に適しているのかというような長期的・戦略的問題に関しては,郷政府,村民委員会の協議で方針が出されていた。しかし実質的にそれを実施し,拡大していくのは村民委員会の仕事であった。(2) 村民委員会が特定の品目の拡大などの計画を実行に移そうとする場合,さらに村民委員会はそれを拡大するように村民集団を説得することが必要とされていた。(3) 人民公社制の下では生産大隊及び生産隊が村人の基礎組織として機能していた。そして生産責任制が導入されて以降は村民委員会及び村民集団が重要な役割をはたしていた。, Article, 信州大学農学部紀要.28(1): 1-14 (1991)}, pages = {1--14}, title = {中国における農業改革と地域社会}, volume = {28}, year = {1991} }