@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010663, author = {松尾, 信一 and 菅澤, 勝巳 and 大島, 浩二}, issue = {2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Dec}, note = {家畜ヤギ(日本ザーネン種)の雌雄の骨格について,肉眼解剖学的に調査研究を行った。1. 従来行われていない,雄ヤギの骨格の解剖図譜を雌ヤギと並列して作成した。解剖学的に詳細な部位については,既報のニホンカモシカの骨格図譜(文献番号7,8,9,11)によって対比できる。2. 雄ヤギの骨格は雌のものに比べて,サイズが大形で且,頑丈な外観を呈していた。以下雌雄差の著しかった部位を列記する。3. ヤギの頭蓋骨では,後頭部(後頭鱗,外後頭稜,イニオン,顆旁突起)と側頭骨(岩様部,乳様突起,鼓室部);顔面骨では鼻骨(幅と先端部),切歯骨(形態),下顎骨(下顎頭)など。4. ヤギの脊柱では頸椎・胸椎・腰椎の棘突起,腰椎の横突起,仙骨の形態など,肋骨では肋骨頭関節面と肋骨結節関節面。5. 前肢骨では肩甲骨(関節窩),上腕骨(近位端),橈骨と中手骨(ともに骨幹部の幅),尺骨(肘頭の高さ)。後肢骨では寛骨(坐骨棘の高さ,腸骨は雄は雌よりも太くて短い。恥骨結合の厚さ,腸恥隆起の突出状態,坐骨弓の形),骨盤(骨盤腔)などであった。6. ヤギの長骨はすべて,雄は雌より長かった。雌雄とも長骨では,脛骨が最も長く,次に尺骨,大腿骨,上腕骨,橈骨,中足骨,中手骨の順であった。これはニホンカモシカと同じ傾向であった。, Article, 信州大学農学部紀要.27(2): 133-189 (1990)}, pages = {133--189}, title = {家畜ヤギの骨格の雌雄差に関する解剖学的研究}, volume = {27}, year = {1990} }