@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010664, author = {吉田, 元一 and 牛丸, 芽 and 鈴木, 茂忠 and 小野, 珠乙}, issue = {2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Dec}, note = {野生アカネズミのケージ環境に対する反応およびオープンフィールドでの行動を調べた。用いたアカネズミは1988年4月から11月までに本学部近辺,中央アルプス山麓で捕獲された雄37匹および雌37匹である。捕獲後3日間にわたり,飼料および水,巣材,および回転輪が別々に設置されている三連ケージで飼育し,その間の採食行動および一般活動リズムなどを調べた。また,その後2日間,オープンフィールドでの行動を調べた。 得られた主な結果は次の通りである。1) 採食量は2日目に増加し,3日目でも2日目と変わらなかった。2) 回転輪行動による日周リズムは1日目は不規則であったが,2日目または3日目になると暗期に活動が集中し,安定したリズムを呈した。3) オープンフィールド活動量は雄の場合は雌より,2日間とも大であったが,雌雄とも1日目から,2日目にかけて大きく減少した。 これらの結果から野生アカネズミは捕獲後,雌雄とも,2日または3日で人為的環境に順応するものと考えた。, Article, 信州大学農学部紀要.27(2): 191-198 (1990)}, pages = {191--198}, title = {アカネズミApodemus speciosus のケージ環境に対する反応およびオープンフィールド行動}, volume = {27}, year = {1990} }