@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010673, author = {関川, 堅}, issue = {1・2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Jan}, note = {ルーズハウジング方式における乳牛の飼育管理技術の改善に関する基礎知見を得る目的で,長野県下で比較的高海抜である伊那市西箕輪羽広にある共同飼育管理施設と,そこに飼育されているホルスタイン種搾乳牛26頭を対象とし,夏季と冬季における運動場の舗装部と裸地部並びに休息場計3ヵ所の気温の垂直分布と乳牛群行動並びに3個体の行動,体温及び呼吸数を経時的に連続36時間調査した。気温と乳牛の行動形,体温及び呼吸数との関係を検討した結果は以下の通りである。1.夏季における各施設の気温の垂直分布は地表より20cm以上では大差は認められなかったが,地表温度が高くなる傾向が認められ,特に舗装部における昼間の地表温度が著しく高く,気温が29℃の場合に38℃と最高温度を示した。2.夏季における1日当たりの各行動形の消費時間は休息形が12時間と最も長く,次いで,反芻形6.4時間の順となり,採食形が5時間で最も短かった。冬季の場合休息形が10.5時間,反芻形が7.4時間及び採食形が5.6時間であった。3.1日当たりの停立形及び横臥形の消費時間は夏季において10.6時間及び7.8時間であったが,冬季の場合それぞれ7.8時間,10.2時間となり,佇立形の消費時間は夏季の高温時において多かった。4.夏季の昼間においては,舗装部に乳牛は殆ど滞留しなかった。冬季の最低気温が-6℃となった夜間において乳牛の24%が裸地部に滞留した。5.高温時における気温と体温及び呼吸数との問にはそれぞれ正の高い相関関係が認められたが,低温時の場合認められなかった。気温が27℃を越えると呼吸数は85回/分以上と急増し,最高値が123回/分となった。, Article, 信州大学農学部紀要 26(1・2): 115-128(1990)}, pages = {115--128}, title = {高地でのルーズハウジング方式における乳牛群の行動}, volume = {26}, year = {1990} }