@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010676, author = {佐々木, 隆}, issue = {1}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Aug}, note = {韓国の村落は,農業生産の発展にとって重要な役割をはたしてこなかったといわれているが,小論では2つの村落の実態調査から両者の関係を再検討することを課題とする。韓国の農村では,稲作を中心としていたが1960年代から新しい作目が入り始め,調査地でも野菜や果樹が導入されている。しかし新作目の導入は農民に,1つの村落では伝統的な労働交換方式である「プマシ」と似た形での共同作業組織の形成を,そして他の村落では共同販売組織の形成を促した。前者は村落自体が主導して,また後者では村落機構にくみ込まれる形で組織されたが,それらはいずれも村落原理を基礎としたものであった。このようなことから,村落は農業経営の組織化の基礎的単位になっているといえるが,他方では共同作業組織や共同販売組織が自立的要素をもたない場合,村落原理はそれらの経営発展に枠をはめることにもなっている。, Article, 信州大学農学部紀要 25(1): 15-36(1988)}, pages = {15--36}, title = {韓国における農業の展開過程と村落―忠清南道禮山郡の実態調査より―}, volume = {25}, year = {1988} }