@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010689, author = {辻井, 弘忠}, issue = {2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Jan}, note = {ヤクシカにおける稲ワラの消化率を測定する目的で,雌雄各一頭(♂58kg,♀27kg)を糞尿分離の可能な飼育ケージーに入れ,稲ワラの消化率を測定した。5日間の馴致後,7日間の予備試験,つづいて7日間の試験期問として,全糞採取による消化試験を行った。その結果,稲ワラの摂収量は平均雄648g,雌632gであった。雄鹿,雌鹿それぞれの稲ワラの消化率は,粗蛋白1.01-22.81%,粗脂肪40.23-46.72%,可溶無窒素61.41-56.25%,粗繊維59.49-63.65%であった。また可消化粗蛋白質(DCP)は0.45-0.02%,可消化養分総量(TDN)は27.58-30.36%であった。また,舎飼いにおけるヤクシカの一般行動を6日間連続ビデオカメラで録画し分析を行った。その結果,雌雄とも一日の約30%を反凋,約60%を休息・仔立・彷裡,残り約10%が飲水・摂食に費していた。また摂食および反留は,夕方から夜間に多くみられ,休息は昼間多い傾向がみられた。, Article, 信州大学農学部紀要 24(2): 115-122(1988)}, pages = {115--122}, title = {ヤクシカ(Cervus nippon yakushimae)による稲ワラの消化率と舎飼いにおける一般行動について}, volume = {24}, year = {1988} }