@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010855, author = {高橋, 祐吉 and 島崎, 洋路 and 菅原, 聰 and 木平, 勇吉}, issue = {2}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Dec}, note = {信州カラマツ林は,うっぺいした後林木相互間の競争による本数減少が少く"共倒れ型"の林相になる生理的特性があるので健全な林分を維持するためには間伐を行ない本数調節を行なわなければならない。また信州カラマツ材の需要動向から従来の密仕立でパルプ原料材を目標とした短伐期施業からの転換がせまられている。現在信州カラマツ林は長野県民有林の針葉樹林のうち52%の面積を占めており信州林業で重要な位置にあるが,その大半が戦後に植栽されたIV令級以下の幼令林であるので,今日信州カラマツ問題の焦点は闘伐問題にしぼられている。間伐問題ととりくむには,間伐方法や販売方法という個別の問題として取りあげるだけでなく,カラマツ林分施業の全体の流れの中でどうあることが最適であろうかというシステム的思考が必要である。信州カラマツ林の施業というシステムの中にあって聞伐方法と残存林分の構成,林道と集運材方法,製品と販売など個々の部分がどうあるべきかを高遠町県行造林地を対象にして設計してみた。林道網を高め,機械の導入により高能率作業を行なうために,植栽列にそって機械的に列状に悶伐を行ない聞伐材は杭丸太として販売し,事業の経済性を確保している。これを信州カラマツ林の列状間伐計画と呼んでいる。事業の実行成果については今後検討されるべき課題であるが,当地方の信州カラマツ林経営のあり方を示すモデルとして,今後定着しうる可能性がある。, Article, 信州大学農学部紀要 8(2): 161-206(1971)}, pages = {161--206}, title = {信州カラマツ林の間伐計画―高遠町県行造林地においての列状間伐計画―}, volume = {8}, year = {1971} }