@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010888, author = {菅原, 聡}, issue = {1}, journal = {信州大学農学部紀要}, month = {Dec}, note = {毎木調査における偶然測定誤差は、実験的手法によつてのみ解析できるのであるが、4試験地での調査結果からつぎのような推論が得られた。1)毎木調査における偶然測定誤差は、樹幹の不整形(方向誤差)、測定高の誤まり(測定高誤差)、輪尺を斜めに保持しての測定(輪尺傾斜誤差)などによつて拡張されたものを意味しており、いわゆる狭義の偶然測定誤差とは異なつた性質をもつている。2)毎木調査における偶然測定誤差は期待値E(ε)、分散y(ε)をもつた正規分布を示すと考えてよい。3)期待値E(ε)を偶然測定平均誤差と呼ぶが、この値は一般に正の値をとることが多く、誤差率としてはだいたい1%と考えてよい。4)標準偏差D(ε)を偶然測定標準誤差と呼ぶが、この標準誤差率は測定環境に応じてだいたい1~4%と考えてよい。5)測定本数が少ないときには偶然測定標準誤差が強く作用するが、測定本数が多くなるにつれて偶然測定平均誤差が重要な役割りを占めるようになる。6)現状においては、毎木調査の実行にあたつて偶然測定誤差は重視するにあたらないであろう。, Article, 信州大学農学部紀要 4(1): 23-46(1966)}, pages = {23--46}, title = {毎木調査における偶然測定誤差について}, volume = {4}, year = {1966} }