@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010950, author = {荒瀬, 輝夫 and 古賀, 啓子 and 内田, 泰三}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {リキュール浸漬材料としての果実の収穫適期を明らかにするため,ウワミズザクラ(Prunus grayana Maxim.)の果実熟度とウワミズザクラ酒の品質(杏仁様の香気と色)との関係を調べた。熟度の目安として果皮色を4段階(A1:黄,A2:赤色,A3:茶褐色,A4:黒色)に分け,果実重量の2倍量の35%アルコールに105日間浸漬した。また,A4について,糖分を添加する区(A4:0%,B4:5%,C4:10%)を設けてその影響を調べた。香気は官能評価(Scheffeの一対比較法,浦の変法)で,色は紫外可視吸収により測定した。香気について,果皮色の違いによる効果は不明瞭であったが,糖分濃度が高いほど香気は低下した。色について,全試料で紫外領域の吸光度が高かった。A1とA2では400nm 付近より長い波長の可視光域の吸光度が低下し,淡褐色を呈した。それ以外では650nm 付近までの可視光域を吸収し濃褐色を呈したが,糖分濃度が高いほど吸光度は低下してやや明るい色調になった。採集の効率も考慮すると,A2およびA3の段階が収穫適期であると考えられた。, Article, 信州大学農学部AFC報告 12: 33-40 (2014)}, pages = {33--40}, title = {ウワミズザクラ酒の香気と色に及ぼす果実熟度と糖分添加の影響}, volume = {12}, year = {2014} }