@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010965, author = {野口, 智史 and 小林, 元 and 見尾, 優 and 木下, 渉 and 野溝, 幸雄 and 酒井, 敏信 and 前田, 佳伸}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {ヒノキ林において応力波測定法による生立木の腐朽診断を行い,既報のカラマツ林における診断事例と比較した。ヒノキ林においても林分全体に占める腐朽木の割合が少ない林分では,応力波伝播速度ヒストグラムの分布型は正規分布型を示し,ヒストグラムの最頻値と中央値が一致した。腐朽木の割合が増えるにしたがって中央値は低下し,最も腐朽木の割合の多い林分では,低い階級と高い階級の2箇所にピークを持つ,二山形の分布型を示した。ヒノキの応力波伝播速度の平均値は1.38~1.60㎞/sの範囲にあった。ヒノキ林においてもカラマツ林と同様に,応力波伝播速度が低くなるにしたがって腐朽木の割合と樹幹断面の腐朽率は増加する傾向を示した。応力波伝播速度が0.9㎞/sより低い階級では100%の正解率で樹幹断面の30%以上が腐朽していることを判定することができた。一方,カラマツにおいては100%の正解率で腐朽を判定できる応力波伝播速度は1.4㎞/sと,ヒノキより高い値が報告されている。応力波測定による腐朽診断において,信頼性の高い診断を実施するには,樹種毎に適切な腐朽判定値を設定することが重要となることを明らかにした。, Article, 信州大学農学部AFC報告 11(1-2): 5-9(2013)}, pages = {5--9}, title = {応力波伝播速度測定によるヒノキ生立木の非破壊腐朽診断}, volume = {11}, year = {2013} }