@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010966, author = {荒瀬, 輝夫 and 熊谷, 真由子 and 内田, 泰三}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {薬用植物マタタビ(Actinidia polygama(Sieb. et Zucc.)Planch. ex Maxim.)の虫えい果について,採集適期を知るための調査を行なった。調査のため長野県伊那市の2地点(与地および手良沢山)においてそれぞれ固定プロット(5m×5m)を設置した。2011年および2012年,7月下旬から9月中旬にかけ,約1週間おきに虫えい果(落果したもの)を採集し,時期別の採集量と果実サイズを記録した。その結果,7月下旬から落果しはじめて8月上中旬に最大となり,9月中旬まで50~60日間落果が続き,採集量の総計は乾物重で約200~400gに達した。最大となる時期と採集(落果)量には地域差と年度差が見られた。最大となる時期前後の採集量は総計の80~90%を占めた。1日あたり落果数と平均果実重との関係は対数曲線によく適合し,落果数の多い「旬」の時期ほど果実サイズは大きいことが判明した。また,気象条件について,気温日較差が小さく連続無降雨日数の少ない時期ほど,より落果数が増加する傾向にあることが明らかとなった。これらの情報は,地域ごとの採集適期を知るうえで役立つであろう。, Article, 信州大学農学部AFC報告 11(1-2): 11-16(2013)}, pages = {11--16}, title = {マタタビ(Actinidia polygama)の虫えい果の採集時期について}, volume = {11}, year = {2013} }