@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00010985, author = {荒瀬, 輝夫 and 熊谷, 真由子 and 内田, 泰三}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {木本性つる植物マツブサ(Schisandra repanda(Sieb. et Zucc.)Radlk.)の地域産物化をはかるため,長野県内において系統収集を試みた。併せて,自生地の立地環境を結実との関連を分析するために現地調査を行なった。得られた系統数は17,自生地の標高は790~1380 !で,サルナシの分布する標高域と類似していた。地形は山腹斜面で,植生はカラマツ林および落葉広葉樹林の林縁が多かった。また,森林管理に伴い,マツブサが周期的に消長を繰り返すことが伺えた。果房あたり果粒数は4.3~14.3,平均果粒重0.594~1.192g,糖度6.8~13.4 Brix%で,系統間差が大きかった。果実収量(対数値)は1.69~2.93(49~853g ・hr-1)であった。果房あたり果粒数が増加すると平均果粒重が減少するという有意な関係が認められた。立地環境との関連ついて,平均果粒重は自生地の緯度,標高および斜面方位の影響が有意であった。糖度についてはいずれも関連が認められなかった。果実収量は高標高域ほど増大する傾向を示し,ピークとなる標高は検出できなかった。, Article, 信州大学農学部AFC報告 10: 67-73(2012)}, pages = {67--73}, title = {長野県におけるマツブサ (Schisandra repanda (Sieb. et Zucc.) Radlk.) の結実と自生地の立地環境との関係}, volume = {10}, year = {2012} }