@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011031, author = {江田, 慧子 and 中村, 寛志}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {絶滅危惧種であるオオルリシジミを保全し絶滅から守るためには,定量的で効率的な飼育体系を確立する必要がある。本報告は2008年に本研究室で行った本種の飼育方法と得られた飼育に関する定量的データを記載したものである。成虫の飼育には砂糖水のみを毎日与えた。交尾は円筒形の洗濯ネットを利用したケージペアリング法を用い,1ケージに羽化後3日経過したオスに羽化直後のメスを入れた。交尾は午前,午後ともに成立した。採卵は晴天時にクララの穂に円筒形のネットをかけ,母蝶を入れる方法を用いた。若齢幼虫はクララの花穂をいれたプラスチックシャーレで飼育した。クララは葉をすべて切り落とし花穂のみとし,切り口に水を含ませた脱脂綿をつけ,その上にアルミホイルさらにパラフィルムを巻き水分の蒸発を防いだ。4齢期は1シャーレに1個体ずつ飼育した。若齢幼虫の死亡率は高かったが,4齢になるとほとんど死亡しなかった。卵期は20℃で8~9日,25℃で4~5日であった。幼虫期全体の発育日数は20℃で33~36日,25℃で21~23日であった。齢期別にみると1齢と4齢の期間が2・3齢より長く,20℃では1齢期間が10日と特に長かった。老熟幼虫からダンボール箱内にシャーレごと入れ,光を遮断して蛹化させ2化の発生を防止した。, Article, 信州大学農学部AFC報告 7: 21-28 (2009)}, pages = {21--28}, title = {絶滅危惧種オオルリシジミの飼育方法について}, volume = {7}, year = {2009} }