@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011036, author = {泉山, 茂之 and 望月, 敬史 and 瀧井, 暁子}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {南アルプス北部の亜高山帯に生息するニホンジカ(Cervus nippon)を対象に,GPSテレメトリーによる行動追跡調査を実施した。2007年10月に,山梨県に接する長野県伊那市長谷の北沢峠(2,030m)の亜高山帯下部の常緑針葉樹林でオス成獣2頭を捕獲し,GPS首輪式発信器を装着し放獣した。このうち1個体は,南アルプス林道沿いに下流へ移動し,林道のり面を利用していたが,翌年2月に1,500m付近で死亡した。一方,別の1個体は全く異なる移動パターンを示し,北杜市白州の日向山の山地帯(1,400~1,700m)に移動して越冬した。越冬地からの夏の行動圏への春期の移動は6月に見られ,夏期間はおもに静岡県側の2,400~2,700mの亜高山帯上部のダケカンバ帯を利用し,秋期の移動は10月に見られた。GPS首輪式発信器を使用することにより,これまでのVHF首輪式発信器での追跡ではわからなかった,シカの詳細な移動経路が明らかになった。, Article, 信州大学農学部AFC報告 7: 63-71 (2009)}, pages = {63--71}, title = {南アルプス北部の亜高山帯に生息するニホンジカ (Cervus nippon) のGPSテレメトリーによる行動追跡}, volume = {7}, year = {2009} }