@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011057, author = {岡田, 朋子 and 竹田, 謙一 and 保倉, 勝巳 and 高橋, 繁男}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {林間放牧は飼料自給率の向上に寄与すると考えられている。しかし,放牧牛による枝への食害や根の踏み付けによって若齢林が損傷を受けることが報告されている。一方,現在ではその林業体制の変化(木材生産および皆伐の縮小)により,若齢林が減少し,壮齢林が主体となっている。本研究では林間放牧牛の行動に伴う壮齢樹への剥皮被害について調べるため,黒毛和種繁殖牛5頭(平均2.9歳)を山梨県下にある40年生カラマツ林(8.5ha)に放牧した。これら供試牛は1頭あたり1日8時間,計2日間にわたって連続観察され,供試牛の擦りつけ行動(擦りつけた体の部位および擦りつけ行動を行った対象物)を記録した。本調査では,供試牛の擦りつけ行動による樹皮の損傷は認められなかった。擦りつけ行動は主に首より前の部位で行われ,樹木に対する角による擦りつけ行動は認められなかった。また,擦りつけ行動の半数以上が水場付近で観察された。以上より,本研究における放牧密度であれば,林間放牧牛による壮齢樹林の樹木被害はないものと考えられた。, Article, 信州大学農学部AFC報告 5: 51-54 (2007)}, pages = {51--54}, title = {林間放牧牛による樹皮への剥皮被害の有無}, volume = {5}, year = {2007} }