@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011083, author = {荒瀬, 輝夫 and 内田, 泰三}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {野辺山ステーションの鳥類相について,伊那周辺の調査地と同じ手法で鳥類を調査,比較することにより把握することとした。伊那周辺では大河川の河畔から亜高山帯の森林まで,6地点を選んだ。調査法は植生の開度の記録を加えたラインセンサスとし,各調査地とも繁殖期,越冬期2回ずつ調査した。鳥類相は,優占種としては伊那周辺と類似していたが,水域の鳥類は見られず,平地から亜高山帯の鳥類が混在していた。代表的な鳥類としてはイワツバメ,モズ,カッコウ,ミヤマホオジロなど,伊那周辺で確認記録のない鳥類としてハギマシコ1種が挙げられた。野辺山ステーションの鳥類相と最も関連の強かったのは,標高の異なるますみヶ丘であり,土地利用形態の類似性が原因と考えられた。伊那周辺で認められた植生の開度と鳥類との関係は,野辺山ステーションでは崩れていた。原因として,圧倒的なサイズの群れをつくる鳥類の生息が考えられた。調査結果から,鳥類の多様性の高いエリアとして,水路のある原野2地点が指摘された。, Article, 信州大学農学部AFC報告 3: 67-75(2005)}, pages = {67--75}, title = {鳥類相からみた野辺山ステーションの自然環境}, volume = {3}, year = {2005} }