@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011098, author = {王, 賀新 and 佐々木, 賢治 and 魚住, 侑司 and 植木, 達人 and 加藤, 正人 and 関, 慶偉}, journal = {信州大学農学部AFC報告}, month = {Mar}, note = {長野県はカラマツ林業の中心地域であり,民有林面積の約半分はカラマツ人工林からなる。近年,カラマツ林業は低迷状態に陥っており,間伐手遅れ林分や施業放棄林分の増加をもたらしてしまった。その現状を打開するために,間伐経費の削減や作業省力化を図ることができる間伐方法の開発が緊急課題である。本研究は手良沢山演習林において強度間伐による大径材生産を目指し,従来の標準間伐と比較して,強度間伐の有効性を林木成長・材質の両面から明らかにすることを目的とした。その結果,林齢50年の強度間伐区は林齢78年の標準間伐区の林分成長状況とほぼ同じ,胸高直径の分布は30年に近い林齢の差があるにもかかわらず標準間伐区と近い様相を示した。また,強度間伐区の胸高直径成長量および予測戒長量が標準間伐区より高く,30cm以上の大径材の構成割合が多く,その成長の良さが伺えた。また,有用広葉樹樹種の構成が多いことから,将来,上本のカラマツとの針広葉混交・複層林および広葉樹の育成天然林の形成が可能と考えられる6木材強度試験の結果,強度間伐区は標準間伐区に比較して明らかな組違がなく,強度間伐区では肥大成長における材質の低下は見られず,成熟材部を形成して以後の強度間伐による成長促進は優良材生産に効果的であるといえる。, Article, 信州大学農学部AFC報告 1: 63-71(2003)}, pages = {63--71}, title = {カラマツ大径材生産を目的とした強度間伐の有効性}, volume = {1}, year = {2003} }