@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011115, author = {高馬, 進}, issue = {3}, journal = {信州大學紀要. 第五輯, 農學部}, month = {May}, note = {落葉果樹9種25品種を用いて、1950-1952に亘る3ヶ年京都市及び義野原伊部町に於て、枝条の自発休眠の開始期及び完了期、並びに休眠の深さについて調査した。(ⅰ)1本の果樹に於ては枝条に依て自発休眠の開始期に早晩があつた。(ⅱ)落葉果樹の休眠開始期は梨、跳、スグリでは8月中、下旬、苹果,胡桃では8月下旬-9月上旬であるが、柿、栗、葡萄は自発休眠開始と同時に深い休眠(休眠中期)に入る様である。(ⅲ)果樹の自発休眠の開始は枝条の頂芽が形成充実して後に起る。(ⅳ)自発休眠の最も深い時期即ち、休眠中期は果樹の種類で異り、柿、栗及び葡萄は9月下旬-10月下旬、梨及びスグリは10月中旬、苹果及び胡桃は10月中旬-11月上旬である。(ⅴ)自発休眠の完了は開始と同様除々に行われ、且つ果樹の種類に依つて早晩がある。柿は12月下旬、梨、桃、栗、スグリ及び李は1月中旬、苹果はやゝ遅れて1月中旬-下旬、葡萄及び胡桃は1月下旬-2月中旬である。(ⅵ)自発休眠の完了は夫々の果樹に対し、低温に遭遇する時間の集積に依つて引きおこされる。45°F以下の低温にては柿、桃,スグリ及び李は約1,000時間、梨,苹果及び栗は約1,400-1,500時間、胡桃及び葡萄は約1,800時間前後を要する。, Article, 信州大學紀要. 第五輯, 農學部 (3): 1-16(1953)}, pages = {1--16}, title = {落葉果樹の自発休眠に関する研究:(Ⅰ)自発休眠期の開始、完了並びに自発休眠の深さについて}, year = {1953} }