@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011182, author = {王, 賀新 and 魚住, 侑司 and 植木, 達人}, journal = {信州大学農学部演習林報告}, month = {Mar}, note = {今日,林業では木材生産と森林の公益機能が調和するシステムの実現が強く求められており,そのため,施業の多様化が不可欠となっている。本研究はその一環としてカラマツ更新方法の多様化を目的にカラマツ人工下種更新による林分を調査した。調査は長野県軽井沢町浅間山麓における長倉山国有林で行った。播種は1.5m幅の列状床と1.0mの方形床との2方式で,12~13年経過して調査を行った。林分の生立木本数は,列状区が45,000本/ha,群状区が26,000本/haで,いずれの調査区も高い密度の更新と良好な成長がみられた。群状区では周辺効果で群の周囲の立木が優れた成長を示し,林分成長,優勢木本数および優勢木樹高で列状区より優れていた。群状区は地面の掻き起こしや播種量の節約でコストの軽減が期待でき,より評価できる方法といえる。今後の施業については,放置しても上層に成長の旺盛な優勢木が十分に存在しているので,当面は間伐をしなくても自然間引きで天然更新のカラマツ林に近似する林分を形成できるといえる。本研究の結果,カラマツ人工下種更新施業は低コスト,省力,良好な生育および自然力の利用の点で優れた更新方法と評価できる。, Article, 信州大学農学部演習林報告 38: 101-108(2002)}, pages = {101--108}, title = {人工下種更新によるカラマツ幼齢林の成長}, volume = {38}, year = {2002} }