@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011266, author = {馬場, 多久男}, journal = {信州大学農学部演習林報告}, month = {Oct}, note = {上伊那地方天然生アカマツ林の種組成による群落区分をおこなった。この群落と地位指数ならびに立地因子の関係について,調べた結果を要約すると次のようになる。1 群落はA~Gの7つに区分された。A~C群落の区分種は木本類が多く,D~G群落の区分種は草本類が多い傾向がみられた。A~C群落は種数が少なく,D~F群落さらにG群落に向って種数は多くなる傾向がみられた。2 群落と地位指数の間には対応関係が認められた。しかし,地位指数の中庸を示す群落は明確につかめなかった。3 群落と立地因子の関係では,群落と土壌型および地形の間には特に密接な対応関係が認められた。地形はさらに微細に区分する必要があると考えられる。傾斜方位との関係では,A,B群落は南向斜面(SE,S,SW)に出現しやすく,北向斜面(NW,N,NE)にC~G群落は出現しやすい傾向がみられた。群落と海抜600m~1,100mの間には対応関係が認められなかった。天然生アカマツ林の分布限界は海抜1,500m程度であり,アカマツの木材生産には海抜1,100m程度以下が適することがわかった。4 以上のことから,群落は地位ならびに立地因子を判定するための有効な手段になり得ることが考察された。, Article, 信州大学農学部演習林報告 16: 39-55(1979)}, pages = {39--55}, title = {上伊那地方天然生アカマツ林の種組成と地位ならびに立地因子の関係について}, volume = {16}, year = {1979} }