@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00011303, author = {菅原, 聰}, journal = {信州大学農学部演習林報告}, month = {Mar}, note = {岐阜県益田郡萩原町は林業地としての自然的条件には比較的恵まれており,森林所有者の林業経営意欲も高く林業専業家族経営林家も多い。この地区におけるこのような林業専業家族経営林家における林業経営計画をたてるのに線型分析法を用いてみた。本研究において最初考慮された実働プロセスは多かつたが,結局採用されたプロセスはスギ(45)とヒノキ(60)とアカマツ(35)とであつた。これらのプロセスについての立木売(a)および市場売(b)のそれぞれの場合の諸係数を示すと次のようである。利益係数ベクトルP_a=|109 84 59|, P_b=|129 104 67|ただし上の行からスギ・ヒノキ・アカマツの利益係数(単位:千円)を示している。労働制約ベクトルS_a=|11 13 14|, S_b=|11 13 14 143|ただし上の行から7月・8月・9月およびその他の月の労働制限量(単位:日)を示している。労働係数行列A_a=|0.378 0.333 0.286 0.444 0.417 0.342 0.444 0.417 0.342|, A_b=|0.378 0.333 0.286 0.444 0.417 0.342 0.444 0.417 0.342 6.333 4.183 4.914|ただし上の行から7月・8月・9月およびその他の月の,左の列からスギ・ヒノキ・アカマツに対応する労働係数(単位:日)を示してある。単体表演算の結果を用いて経営面積拡大限界までの林業経営計画のモデルを作つてみたが,その計画の大要は次のようである。1)この地区での経営面積拡大限界は,稼働労働者1人の場合には約30haである。2)スギ林はやはり有利で計画に入つてくる可能性は高く,アカマツは全く不利である。3)収入をあげるためには伐出過程をも担当した方が望ましく,とりわけ経営面積が狭小な場合にはその必要性が高い。, Article, 信州大学農学部演習林報告 5: 1-21(1968)}, pages = {1--21}, title = {線型分析法を用いての家族経営林家の標準経営計画の作成}, volume = {5}, year = {1968} }