@article{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00001404, author = {沖, 裕子}, journal = {信大日本語教育研究}, month = {Mar}, note = {言語教育の最終目標のひとつは、言語の最も大きな単位である談話・文章をそのままに理解、生成することにある。比喩は、そうした活動に深い関係がある。近年、レイコフら認知言語学の立場からは概念メタファーが、また、ハリデーの機能主義文法の立場からは文法的比喩の存在が指摘されてきた。本論では、形式と意味の観点から考察を進め、談話そのものが比喩の一つのタイプとして捉えられることを指摘した。さらに、「顔が潰れる」等の、身体語を含む現代日本語慣用句を対象に、形式と比喩的意味について考察した。N(身体語)とP(述語)の関係を整理すると、NにもPにも比喩が含まれる慣用句とそうではない慣用句に分類された。Nについては、暗喩、換喩の両者がみられた。述語の連体修飾句構造への転換に注目すると、Nに関する概念メタファーが得られることを明らかにした。また、文法的比喩が存在することも指摘した。, Article, 信大日本語教育研究 4: 2-15 (2004)}, pages = {2--15}, title = {比喩の形式と意味 : 日本語教育のための基礎的研究}, volume = {4}, year = {2004} }