@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00014225, author = {平林, 公男 and 中本, 信忠 and 高寺, 政行 and 中垣, 雅雄}, month = {Mar}, note = {河川に生息する水生昆虫類の幼虫は、流速の早い環境でも石壁表面に巣を固定し、流されずに生活をすることができる。特に、ろ過食性の大型トビケラ類の幼虫は、水中に網を張り、網にかかった水中の有機物を集めて捕食している。こうした幼虫類は絹糸腺を持ち、絹糸を吐き出して、巣や餌捕獲用の網を作ることが知られている。一方、これらの絹糸は水中でも極めて強固であり、また、餌生物にも目立たぬように、極めて細い材質で構成されている。本研究では、新しい繊維素材として、水生昆虫類の幼虫が吐く絹糸に注目した。幼虫が構築する巣網のネット構造を解析し、水中での強度維持のメカニズムを明らかにした。また、水生昆虫類の巣網が河川水中の有機物を櫨過し、除去することから、水質浄化機能についても検討し、実測値を元に、その効果について検証した。, Article, 文部科学省2 1世紀COEプログラム「先進ファイバー工学研究教育拠点」研究成果報告書13:97-98(2007)}, title = {15-2-7 : 水生昆虫類の絹糸の構造解析とそれを利用した水質浄化法の開発}, year = {2007} }