@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00014228, author = {志田, 敏夫}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は「酵素・基質複合体形成の初期段階,すなわち先駆的な酵素の基質認識のメカニズム」を解明することであった。まず手始めにDNA修復酵素を用いて,ミカエリス複合体形成の前段階での基質認識メカニズムを解明した。DNA修復酵素が長大なDNA中に稀に生じる損傷部位をどのようなメカニズムで的確に見つけ出しているかという「初期認識機構」を解明することから始めた。ここでいう[初期認識機構]とは,誘導適合の過程を経てDNA修復酵素がDNA損傷部位に強固に結合し、まさにリン酸エステル結合やN グリコシド結合などがまさに切断されようとしているミカエリス複合体中での酵素と基質問の認識メカニズムではない。すでに多くのDNA修復酵素と基質アナログとの複合体の立体構造が単結晶X線構造解析やNMR構造解析により明らかになっている。しかし,それらはミカエリス複合体中でどのように反応が進むかという反応メカニズムについては明確な答えを与えうるが,酵素とDNA損傷部位が最初に出会ったときに,酵素がDNA損傷部位の何を認識し,どのようにして複合体形成が進むかという疑問にはなんら答えを与えるものではなかった。5年間の研究内容と成果AP部位(Apurinic/Apyrimidinicsite)特異的APエンドヌクレアーゼの基質認識メカニズムの解明本研究では, DNA修復酵素にはAPエンドヌクレアーゼを主に用いた。特にヒトのAPE 1タイプのAPエンドヌクレアーゼは原核生物,古細菌,真核生物,ヒトなどのほ乳類に至るまでその保存性は高く,すべての生物が持っていると言っても過言ではない。抗生物質ブレオマイシンやフェナン-103J, Article, 文部科学省2 1世紀COEプログラム「先進ファイバー工学研究教育拠点」研究成果報告書13:103-104(2007)}, title = {15-2-9 : 微生物酵素によって合成される繊維状高分子に関する研究}, year = {2007} }