@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00014235, author = {白井, 孝治 and 木口, 憲爾}, month = {Mar}, note = {エビガラスズメはスズメガ科の昆虫でカイコ等の絹糸昆虫と異なり営繭しない。しかし、これまでに、著者らはエビガラスズメ下唇腺が、カイコのシルク合成器官である絹糸腺と形態学的に極めて類似していることを明らかにしてきた。また、工ビガラスズメの踊室内部に少量の繊維状物質を発見した。これらはエビガラスズメが少量ながらシルクを生産することを示す。ところが、エビガラスズメ下唇腺では幼虫期、ワンダリング期、および踊室形成期(カイコでは繭形成期に相当)で異なるタンパク質が合成されるという特徴的な性質をもつことが判明した。すなわちエビガラスズメ幼虫は幼虫期、ワンダリング期および輔室形成期、それぞれのステージで目的にあった性質のシルクを合成すると思われる。本研究はエビガラスズメのシルクの性質と合成・分泌制御機構を調査し、今後、さらに進展が期待される新生物繊維の作出に有用な知見を得るとともにカイコ絹糸腺の知見と比較することで、カイコの絹糸腺のシルク合成のメカニズムをこれまでとは異なる視点で考察することが目的である。, Article, 文部科学省2 1世紀COEプログラム「先進ファイバー工学研究教育拠点」研究成果報告書13:117-118(2007)}, title = {15-2-15 : 絹糸腺とその相同器官の遺伝子発現制御及び吐糸行動の内分泌制御機構に関する研究}, year = {2007} }