@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00014238, author = {保地, 眞一}, month = {Mar}, note = {受精直後の卵子には中心体を起点とした星状体ができ、ここから発達した微小管繊維網が雌雄両前核を卵子の中央に移動させる役割を担い、臨発生のための第一細胞周期へと誘導する。この起点を微小管形成仁|コ心(MTOC) と呼んでおり、多くの哨乳類で精子由来の中心体がその機能を提供するという。また、精子が受精時に卵子内に持ち込み、減数分裂中期で停止していた卵子の細胞周期を再開させるフォスフォリバーゼ活性をもっ因子を子由来卵子活性化因子(SOAF) と呼んでおり、卵細胞質内のカルシウムイオンの反復性上昇(カルシウムオシレーション)を引き起こしてその後の卵子活性化へと導く。海棲晴乳類の受精生理に関わる情報は極めて少ないので、初年度はとくに南極海棲クロミンククジラの精子ならびに精子形成途上の半数体精子細胞を用い、それらが持つMTOC活性について調べた。また次年度は、同じクロミンククジラの精子形成途上の半数体精子細胞が、どの時期からカルシウムオシレーションを誘起する能力を持ち、かつ卵子を活性化させるSOAF活性をもつようになるのかを調べた。, Article, 文部科学省2 1世紀COEプログラム「先進ファイバー工学研究教育拠点」研究成果報告書13:123-124(2007)}, title = {17-2-21:微小管繊維の伸張に関わる精子中心体と卵子細胞周期制御因子の役割}, year = {2007} }