@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00014262, author = {宇佐美, 久尚}, month = {Mar}, note = {酸化チタンは、光触媒活性が高く、安全・安定かつ資源量が豊富で安価な材料であるので、現在もっとも広く利用されている光触媒である。しかし、高分子材料や繊維材料の表面に光触媒粒子を直接担持すると、図1aのように繊維が酸化分解されて強度の低下や風合い変化を引き起こすため、何らかの保護策が必要となる。これまで報告されている保護策は、酸化チタン粒子を多孔質シリカゲルなどの不活性な保護層で包み込む方法が報告されているが、活性な光触媒表面が減少するとともに汚染物質の吸着や分解性生物の脱離、拡散を妨げるので光触媒活性は原理的に低下する。また、酸化チタン表面で生成した反応活性分子を犠牲的に失活させるラジカルトラップ剤を混練する方法も検討されているが、安全性と持続性の観点から代替材料の開発が望まれる。そこで本研究では、図lbのようにナイロン繊維の表面に光化学的に安定な無機保護層をコーティングし、その表面に酸化チタン光触媒を担持することにより、繊維本体の光損傷を防ぎながら高活性を示す光触媒ナイロン繊維の開発を目的とした。具体的な目標として、安全で色味、風合いを損なわない繊維保護層と酸化チタン光触媒を担持した光触媒ナイロン繊維およびナイロン布およびその製作プロセス開発を試みた。, Article, 文部科学省2 1世紀COEプログラム「先進ファイバー工学研究教育拠点」研究成果報告書13:171-172(2007)}, title = {15-4-2 : 薄膜コーティングによる光機能性繊維の開発}, year = {2007} }