@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00014274, author = {奈倉, 正宣 and 後藤, 康夫 and 掛端, 正俊 and 吉田, 紘章 and 近藤, 優香 and 大越, 豊}, month = {Mar}, note = {地球温暖化の防止と石油資源の枯渇を引き伸ばすために,循環系資源の活用が求められている.このためにはバイオマスの利用がきわめて重要である.これらを配慮して,既にトウモロコシからの生分解性高分子が開発され上市されている.しかし、食用として利用可能な資源を他の目的に転用するよりは,未利用植物繊維をバイオマスとして活用することはより意義のあることと考えられる。そこで,トウモロコシの茎を醗酵させエチルアルコールとしてガソリンのかわりに利用する,食品廃棄物・動物の糞尿・汚泥などを醗酵させメタンガスを作り利用するなどが試みられ, 一部実用化されている.未利用植物繊維の現状を見ると,木本植物のココナッツの実の繊維は家屋の外壁および屋根の材料,土産物,コンポジット材料,ガーデニング用品,コンポスト,健康枕の内材,河川の緩衝材,浮島の土台,乗用車のシートの内材などに利用されているが,供給量年間約390万トンの6割ほどは廃棄され焼却処分または放置されている.草本植物イネ科のサトウキビの搾りかすであるパガスは発電用燃料,家畜の敷きわら,飼料,堆肥,製紙材料,キノコ菌床,建材ボード等に利用されているが,利用されずに放置されているものや,焼却処理されているものも少なくない.同じイネ科植物の葦は成長が早く,供給範囲が広く,且つ農業管理不要で原料調達が容易であるが,簾や葦葺として利用されている以外にほとんど未利用である.本研究では,上記の未利用植物繊維であるココナッツの実の繊維,サトウキビのパガス,および葦を用いた再生繊維化を検討することを目的とした., Article, 文部科学省2 1世紀COEプログラム「先進ファイバー工学研究教育拠点」研究成果報告書13:195-196(2007)}, title = {15-5-5 : 植物系繊維の利用に関する研究}, year = {2007} }