@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00014293, author = {松本, 陽一 and 西松, 豊典 and 金井, 博幸 and 坂口, 明男}, month = {Mar}, note = {近年における地球の温暖化や汚染・公害など環境問題と人体への影響が重要視される中で,新たなる天然繊維素材の開拓・探求と新繊維の創製が盛んに行なわれており,特に産業廃棄物の有効利用によって,環境調和型繊維集合体の創製を目的とする.植物の主成分は,セルロース,ヘミセルロース,およびリグニンであり,これまでは繊維としてセルロースが主に利用されてきたが,ヘミセルロースの利用について考える.奈良県特産の吉野葛の製造工程から多量に廃棄された葛根,あるいは群馬県特産のスパラガス栽培から多量に廃棄される基根部など,CO2削減のために焼却できない天然素材を有効的に利活用するために,植物根繊維の精製法および、繊維集合体の作製について検討する.また,コンニャク製造時に副産物として生成される「飛粉(とびこ)J と呼ばれる非常に微細な粉末は,年間約7300tもの量が産業廃棄物として処理されている.この飛粉に含まれるコンニャクグルコマンナンはセルロースに類似した化学構造をもっ鎖状多糖類(ヘミセルロース)であることから,繊維製品や産業資材などに利用することを考えた.また,外国産こんにゃく粉の輸入増加により,低迷している国内こんにゃく業界の活性化にも繋がるものである.そこで,再生繊維用銅アンモニア法を援用することによって,環境循環型グルコマンナン糸の創製について検討する., Article, 文部科学省2 1世紀COEプログラム「先進ファイバー工学研究教育拠点」研究成果報告書13:233-234(2007)}, title = {15-6-3 : 環境調和型繊維集合体の創製と応用}, year = {2007} }