@techreport{oai:soar-ir.repo.nii.ac.jp:00014359, author = {山浦, 逸雄}, month = {Mar}, note = {大気保全、環境浄化の目的から溶剤やVOCの大気への排出を抑え、それら物質を回収し再利用することが望まれている。活性炭素繊維(ACF)は溶剤等の吸着能力に極めて優れることから、溶剤回収装置の吸着エレメントとして広く使われているo吸着物質を脱着させ回収するためには、一般に100℃以上にエレメントを加熱しなければならない。この加熱には現在主として水蒸気が用いられている。しかし、水の使用は、ポイラ等スチーム設備が必要で、初期投資およびランニングコストが高い、さらに水の中に回収物質が混入することから厳しい水管理が要請されるo したがって、水を用いないエレメント加熱法の出現が期待されていた0本研究は、炭素が電気伝導性を有することから、 ACFを直接通電加熱することによって、吸着物質の脱着をはかり、 ACFを再生し、再び吸着に用いようとするものである。ところが、 ACFと通電電極の接触抵抗(電極抵抗)はACFに比べると極めて高く、この抵抗の低減を図らないと実用化できないレベルものであることが分り、従来から電極抵抗を低減する方法の開発を行ってきた。一般に電極板とACFシートとの間に高い圧力を掛ければ抵抗は低くなるが、ある程度以上の圧力になると、余り抵抗は低くならないこと、および余り圧力をかけるとACFは脆いので機械的にダメージを受ける。また、電極面積を広くすれば抵抗は下がるが、 ACFの未使用部分が増えるばかりでなく、ある程度以上になると、抵抗はほとんど変化せず効率はよくない。そこで、本研究ではいままでに明らかにされた上の事実を考慮し、ACFの高効率通電加熱再生を可能とする方法についての開発を行うことを目的とする。, Article, 文部科学省2 1世紀COEプログラム「先進ファイバー工学研究教育拠点」研究成果報告書12:83-84(2006)}, title = {15-3-5 : 活性炭素繊維の高効率通電加熱再生法}, year = {2006} }